朝鮮民主主義人民共和国核武器研究所声明

朝鮮民主主義人民共和国 核武器研究所 声明

　朝鮮労働党の戦略的核武力建設構想に従い、わが核武器研究所の科学者、技術者たちは北部核試験場で新たに研究制作した核弾頭の威力判定のために核爆発実験を断行した。

　核弾頭爆発試験が成功的に進行されたことと関連して、朝鮮労働党中央委員会は北部核試験場のわが核科学者、技術者に熱い祝賀を送った。

　今回の核試験では、朝鮮人民軍戦略軍火星砲兵部隊が装備した戦略的弾道ロケットに搭載できるように標準化された核弾頭の構造と動作特性、性能と威力を最終的に検討確認した。

　試験分析の結果爆発の威力と核物質利用係数等の測定値が計算値と一致することが確証され、今回の試験で放射性物質漏出現象が全く起きず、周囲の生態系環境にどのような否定的影響も与えなかったことが確認された。

　核弾頭が標準化、規格化されたことで、我らは様々な分裂物質に対する生産とその利用技術を確固たるものとして小型化、軽量化、多種化されたより打撃力が高い各種の核弾頭を思い通りに必要なだけ生産できるようになり、我らの核武器の兵器化はより高い水準で確固たるものになった。

　今回の核弾頭爆発試験は、堂々たる核保有国としての我が共和国の戦略的地位を頑なに否定し我が国家の自衛的権利行使を悪辣にからかう米国を始めとする敵対勢力どもの脅威と制裁騒動に対する実際的対応措置の一貫として、敵どもが我らに手を出せば我らも対抗する準備がされているという我が党と人民の超強硬の意志の誇示である。

　米国の加増する核戦争の脅威から我らの尊厳と生存権を保衛して真正の平和を守護するための国家の核武力の質量的強化措置は継続されるだろう。

主体105(2016)年 9月9日
平　壌