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朝鮮民族を愚弄する日本極右反動たちの行為は絶対に容納することができない 朝鮮海外同胞援護委員会代弁人談話

朝鮮民族を愚弄する日本極右反動たちの行為は絶対に容納することができない

朝鮮海外同胞援護委員会代弁人談話

 知られているように、最近、日本の九州 熊本地方では大規模地震が相次いで起こり、多くの人的、物的被害を被っている。

 今われわれ人民たちは、大規模地震で在日同胞たちと日本人民たちが被害を受けたことに対して真心から胸を痛め深々な同情と慰労の心を禁じ得ないでいる。

 ところが日本では、右翼反動たちのインターネット上に反朝鮮人感情を煽り立てる荒唐無稽な妄言が流れ人々を唖然とさせている。

 地震が起きて間もなく右翼反動たちが運営するインターネットでは、「熊本の朝鮮人が井戸に毒薬を流した」と駭怪な書き込みが上がったかと思えば「熊本では朝鮮人の暴動に注意しろ」などと反朝鮮人感情を煽り立てる流言飛語が出回っている。

 万人を驚愕させるこの出鱈目な世論は、日本の侍たちが朝鮮人大虐殺を敢行した1923年9月の関東大地震の時をそのまま表している。

 我が民族の不倶戴天の怨讐である日帝は、関東大地震が起きた時、地震の発生が朝鮮人たちと関係しているかのように世論を誤導しながら朝鮮人であれば老若男女を選ばず手当たり次第に虐殺する天人共怒の殺戮蛮行を敢行した。

 当時の関東地方だけでも6000名以上の朝鮮人たちが残忍に虐殺され、その数は在日朝鮮人の7.5%に達した。

 関東大地震があった時からほぼ一世紀が近い今日、熊本大地震を契機に93年前の朝鮮人大虐殺時のぞっとするような妄言が公然と出回っていることは、我が民族に植民地奴隷の運命を強要し耐えられない恥辱と不幸を被らせた日本軍国主義の亡霊たちが未だに生きて徘徊しているという明らかな証拠であり我が民族の尊厳と自主権に対して容納できない愚弄であり故意的な反共和国敵対行為と言わざるを得ない。

 今、日本の各界人士と団体たちは反動勢力の扇動の下に関東大地震時の朝鮮人大虐殺を彷彿させる悪意に満ちた反朝鮮人敵対行動が敢行されていることに対して深い憂慮を表示している。

 我が民族に対する日本反動たちのこのような反朝鮮人感情は、百年の宿敵日本が歴代的に執拗に追求してきた反共和国、反総聯敵対敵対視政策の直接的産物であり、我が民族をまた再び奴隷化して『大東亜共栄圏』の夢を実現しようとする再侵野望の発現である。

 ここ数年、安倍政権は国家権力を総発動して我が共和国の尊厳高い海外公民団体である総聯と在日朝鮮人たちを差別して排斥する反朝鮮人感情を積極的に助長している。

 インターネット上に極悪な反朝鮮人妄言を掲載した者たちが誰であろうともそいつらが狙った陰凶な目的は何であるかということは火を見るよりも明白である。

 地震被害者たちの慟哭の声が響き余震の恐怖が恐ろしく流れている時に、極悪な反共和国、反朝鮮人感情を煽り立てる卑劣で排他的な乱動は絶対に容認されることはない。

 我が民族の前に千秋万代に渡っても容恕されることのない特大型国家犯罪を犯した日本反動が、関東大地震の時のように今回の大地震の被害と悪夢を対朝鮮敵対視の雰囲気を鼓吹することで覆い隠し、さらにそれを我が民族に対する敵対感を煽る機会として悪用しようとするならばそれよりも愚かなことはないだろう。

 我が民族はかつて力がなく、島国の蛮夷たちに国権を奪われて亡国奴の悲惨な運命を経験しなければならなかった。

 我が共和国は尊厳高い政治思想強国、強威力の核抑制力を備えた世界的な軍事強国として我が民族の尊厳と自主権を冒涜し我が同胞の運命と生存権を愚弄することに対しては秋毫も容認せず断固として懲罰するだろう。

 日本当局は卑劣な朝鮮人排他騒動の厳重性をはっきりと見て該当する防止対策と法的処置を早急に講じなければならず、さらにすべての形態の反共和国、反総聯敵視をすぐにやめるべきである。

主体105(2016)年 4月18日

平壌