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朝鮮民主主義人民共和国核武器研究所声明 大陸間弾道ロケット装着用水素弾試験に完全成功

朝鮮民主主義人民共和国 核武器研究所 声明

大陸間弾道ロケット装着用水素弾試験に完全成功

 朝鮮労働党の戦略的核武力建設構想に従い、われわれ核科学者たちは9月3日12時、わが国の北部核試験場で大陸間弾道ロケット装着用水素弾試験を成功的に断行した。

 今回の水素弾試験は、大陸間弾道ロケット先頭部に装着できる水素弾製作に新たに研究導入した威力調整技術と内部構造設計方案の正確性と信頼性を検討確証するために行われた。

 試験測定の結果、総爆発威力と分裂・融合威力比を始めとする核先頭部の威力指標が2断熱核武器としての質的水準を反映するすべての物理的指標が設計数値に十分到達し今回の試験が前回に比べて前例のない大きな規模で行われたが、地表面に噴出した放射性物質漏出現象は全くなく、 周囲の生態環境にはいかなる否定的影響も与えなかったことが確証された。

 試験を通じて、水素弾の1次系の圧縮技術と分裂連鎖反応始発操縦技術の精密性を再確認し、1次系と2次系の核物質利用率が設計に反映した水準に到達したということが再び実証された。

 水素弾の二次系の核融合威力を高める上での核心技術である核装薬に対する対称圧縮と分裂起爆及び高温核融合点火、続いて起こる急速に展開される分裂 - 融合反応の間の相互強化過程が高い水準で実現されるということを確証することで、われわれが水素弾製作に利用した1次系と2次系の指向性結合構造と多層複射耐爆構造設計が非常に正確で、軽量化された熱複射遮蔽材料と中性子遮蔽材料が合理的に選定されたことを確認した。

 今回の試験を通じてわれわれは、1次系と2次系で起こる複雑な物理過程に対するわれわれ式の解析方法と計算プログラムが高い水準にあり、2次系の核装薬構造などが主体的に設計された核先頭部としての水素弾の工学構造が信頼性があるという結論を得た。

 試験ではまた、核弾頭爆発試験と各種弾道ロケットの試験発射を通じて充分に検討された密集配置型核爆発操縦体系の信頼性をもう一度確認した。

 大陸間弾道ロケット装着用水素弾試験での完全成功は、われわれの主体的な核弾頭が高度に精密化されただけでなく核先頭部の動作の信頼性が確固と保障され、われわれの核武器設計及び製作技術が核弾の威力を打撃対象と目標によって任意に調整できる高い水準に到達したことを明白に示しており、国家核武力完成の完結段階目標を達成する上で非常に意義ある契機となった。

 大陸間弾道ロケット装着用水素弾試験が成功的に行われたことに関連して朝鮮労働党中央委員会は北部核試験場のわれわれ核科学者、技術者たちに熱い祝賀を送ってきた。