みながマスクを徹底して着用しよう

みながマスクを徹底して着用しよう

　新型コロナウイルス感染症を防ぐための世界的な防疫大戦が日増しに熾烈に展開されている。わが国では未だ感染者が一人も発生していないが、瞬間も油断してはならず、高度の緊張性を維持しなければならない。

　偉大な領導者 金正日同志は次のように教示された。

「衛生防疫事業を全群衆的運動として力強く広げなければなりません。」

　伝染病を防ぐための国際社会の努力が大きくなっている中で、最近、多くの国で人々が個体衛生をよく守る問題、特にマスクを必ず着用することについて重要だと強調している。わが国では非常設中央人民保健指導委員会の統一的な指揮のもとに人々の間でマスクを徹底して着用し、個体衛生をよく守るための衛生宣伝事業と防疫事業が広範囲に展開されている。全体住民たちが野外でマスクを徹底して着用することに対する国家的な指示も既に下達された。全国全体人民がマスクを徹底して着用することは、今日の防疫闘争の成果を担保する先決条件である。

　現在までに確証された新型コロナウイルスの主要伝播経路は、人と人の直接的伝播即ち呼吸器から出る唾液(くしゃみ、咳など)による伝播と接触による伝播(ウイルスと接触した手で鼻をほじる、目を擦るなど)である。

　したがって、マスクを徹底して着用することはウイルスの伝播経路を1次的に防ぐための物理的措置であると同時に自身の健康と生命を保護し、さらには国家の安全を担保するための先次的な事業となっている。

　すべての社会成員が日常生活過程で、特に公共の場所や野外でマスクを着用するかしないかということは国家が人民の生命安全を守るために宣布した防疫大戦に対する観点と態度の問題である。

　伝染病を防ぐための先鋭的な決定が繰り広げられている今のような非常時期にマスクを着用しないという問題は、社会の一成員として初歩的な義務も守れず、国の前に罪を犯すことになるということを論じるほど、深刻な社会的、政治的問題となっている。

　わが国にまだ感染者が発生していないからといって心の緊張を解くべき根拠は一つもない。新型コロナウイルス感染症がわが国に入らないようにする事業が人民の生命と国家の安全を守る重要な政治的問題となるということについては幾度も強調されてきた。

　このような重大事業において例外などあり得ず、特殊など絶対に存在しない。すべての住民はこのことを肝に銘じ、衛生防疫事業に一人一人奮わなければならない。

　特に誰彼を問わず国家が宣布した非常防疫体系が解除される時まで、野外活動と集会場所でマスクを着用することを義務化しなければならない。

社会的にこれに対する掌握統制の度数を高め、教養事業を不断に強化しなければならない。

　マスクを着用しながら盲目的な形式主義的な要素、時と場所を分ける要領主義的な現象が絶対に現れないようにしなければならない。

　全社会的にマスクを徹底して着用するための衛生宣伝の強風を起こすと共にそれが習癖化されるように要求性を継続して高めなければならない。

　マスク生産および保障単位においての保健衛生学的要求が担保された製品を生産保障し、全人民的需要を充足させるようにその生産量を増やさなければならない。

　新型コロナウイルス感染症の伝播を防ぐための闘争においては、瞬間の緩みも破局的な結果を招来する恐れがあることを肝に銘じ、全体人民がマスクを徹底して着用しなければならない。

本社記者 キム・ソンミン(김성민)